今年は「まさか」の連続です。
予選1回戦敗退、結果は57位。過去最速の86で挑み、過去最低の結果となりました。
原因はシンプルでした。僕が86を乗りこなせなかった。
2年前にターボキットを装着してから、クルマが意図しない動きをする感覚があり、
今回エンジンパワーが上がったことで、その感覚はさらに強まりました。
練習に行くたびセッティング変更を重ねましたが、完全には解消できませんでした。
こういったクルマのセットが決まらないとき、またはアクシデントで本来の性能が発揮できないとき、
運転手の技量がはっきりと結果に出ます。
大会当日、練習走行から1本もまともに操ることができず、予選終了後に天を見上げました。
「自分の能力はここまで低いのか」と情けなさと悔しさで、全身から力が抜け、しばらく何も考えられませんでした。
その日はYouTubeで自分の走りを見る気すら起きず。
翌日、現状を把握するためスーパースターチャンネルhttps://www.youtube.com/@tailgateを確認しました。
自分の走りを振り返ると、やはり消極さが目立ち、理想の走りにはほど遠いものでした。
ただ、その映像を見て、あることに気づきます。
「自分の考えていたドリフトのセッティングが根本的に間違っているのではないか?」と。
次回の練習では、これまでの自分なら絶対に試さなかった「大胆なセッティング変更」を実行します。
速さはある。あとはそれをどう引き出すか。